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コミュニティの集合知、フレームワークの力学

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フレームワークやライブラリはコミュニティの集合知を反映させるためにある。

例えばRailsだと、オートジェネレートするidを主キーにすることは何の苦労もなくできるが、複合キーを主キーにしようとするとめんどくさい変更が発生する。このめんどくささこそがフレームワークの力学だ。

フレームワークの力学はコミュニティが良しとするレールを走らせてくれる。レールから外れそうになるとめんどくささの力学が働きレールに戻そうとしてくれる。レールを走っている限り開発者は荒野を彷徨うことなく豊かな開発体験を得ることができる。

フレームワークの力学はそのフレームワークのコミュニティの集合知に支えられているのだ。コミュニティの大多数がその回答をよしとするようにフレームワークは設計され、開発者はそのレールに乗ることができる。

例えば、フレームワークを捨ててクリーンアーキテクチャでいこうとなった場合はどうなるか?コミュニティではなく、チームの知識や経験だけが正しさの力学として働く。もしチームの誰もデータの取得方法をリポジトリで作成するべきか、CQRSで作成するべきかの明確な回答を持ち合わせなかったら?プロダクトはカオスの中に叩き込まれるだろう。

コミュニティの集合知を上手に使おう。

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